第13回 仁勇蔵祭り

2011年02月05日 11:35

第13回 仁勇蔵祭り 開催!!
 来る3月13日(日曜日)に第13回仁勇蔵祭りを挙行します。 今年は干支で言えば一順したので、今一度蔵祭りの意義について最近の心境と思いを込めて書いてみます。 ちょっと乱暴で、長くなりますが是非お付き合いください。

日本酒の消費量は昭和49年(1974年)をピークに毎年下がり続け、今やピーク時の3割ほどの300万石(1升ビン換算3億本)。 しかも相変わらず歯止めが掛からない状態が続いており、もはや市民権も失いつつある日本酒。 確かに日本酒と言えば昔からベタ甘のお燗酒のイメージが付きまとい、初めて飲む人は日本酒とはこんなものかと思うに違いない。 いまでも日本酒を取り巻く環境は変わらない。 不景気のせいで飲食店に行ってもいわゆる「飲み放題」でドリンクを頼むとそれに含まれる日本酒はそれなり(・・・・)のものでしかない。 そんな日本酒を初めて飲んだ人は一体日本酒をどう思うのだろうか? ヘタをすると2度と飲んでくれないかも知れない。 今や結婚式でもパーティーでも頼まなくて(・・・・・・)も出てくるのはビール、ワイン、焼酎。 頼まない(・・・・・・)と出てこないのが日本酒。 今更誰が日本酒を「国酒」と言えるのだろうか。 愚痴を言っても始まらない。 今まで「おいしい日本酒」を提供してこなかったのは我々蔵元の責任だから。 自分たちでできる事から始めよう。 日本酒の素晴らしさ、奥の深さを是非みんなに知ってもらおう。 今の日本酒は純米酒、純米吟醸酒、大吟醸酒、古酒等、米の種類も違えば、酵母も味も香りも全く違う様々な味わいの日本酒がある事を知ってもらおう。 フランス料理にはワイン、中華料理には紹興酒など世界中の優れた食文化には必ず優れた酒がある。  いまや世界に冠たる日本食、それに相応しいおいしい日本酒を飲もう。

そういう思いを込めて仁勇蔵祭りを今年も行います。 19代蔵元 大塚 完

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