平成21酒造年度の反省会

2010年07月22日 12:00

平成21酒造年度の反省会

自社スタッフによる酒造りを始めた平成9酒造年度から毎年続けている『造り』の反省会を今年も行いました。 今年の生産実績は玄米の使用量450トン、仕込本数117本、出来上がったお酒の数量は20%アルコール換算で約4,300石となり、過去13年間で一番多く造った年になりました。 過去データを見ると、平成3年には玄米440トン使用して約5,600石製成しましたが、今年の方が玄米使用量が多いのに石数は4分の1少ないとの結果。 これは正に普通酒が減り純米酒の比率が高くなっているという現実です。 品質面においては、昨年落した全国鑑評会でも金賞も取れ、方向性は間違っていないと確信できたのも収穫でした。 さて、反省会の中では蒸米、麹、酒母、醪、上槽、おり下げ濾過以下火入、貯蔵に至る各製造工程からの良かった点悪かった点、製造機器に関しての改造点など全てがテーブルに出され討議されます。 米の種類も違えば、精米歩合、酵母の種類もいくつかある中で、予め設計された通りに酒を造るのがいかに難しいか、そして何よりも各工程間の連絡、データの伝達がいかに大切か、毎年思わされるのもこの反省会です。 進化しなくちゃ意味がない。 そう思って9月からまた始まる平成22酒造年度もキッチリとやっていきたいと思います。
ここでご存知の方もいらっしゃると思いますが、酒の容量を表す単位について説明しておきます。 通常皆様が良く聞く単位は1合、1升までだと思います。 1合は180mlで、その10倍が1升(1.8ℓ)ですが、1升の10倍は1斗(と)で18ℓ、よく『斗瓶囲い』などと称して吊るし絞りを1斗瓶に取りますが、その1斗です。 更にその10倍が1石(こく)になります。 1石は180ℓ、逆にいえば1升瓶換算で100本分となります。 当社の製造石数4,300石は1升瓶換算で43万本分という計算になります。
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