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天災と国防

2011年05月26日 09:56

天災と国防 by 寺田寅彦

先日ある講演会で紹介された寺田寅彦氏が昭和9年に書いた短編「天災と国防」を読みました。 ちょっと抜粋すると、
、、、文明が進めば進むほど天然の暴威による災害がその激烈の度を増すという事実である。 人類が洞窟に住んでいた頃はたいていの地震や暴風でも平気であった、、、こういう時代には、人間は自然に従順であって、自然に逆らうような大それた企ては何もしなかったから良かったのである。 文明が進むに従って人間は次第に自然を征服しようとする野心を生じた。 そうして、重力に逆らい、風圧水力に抗するようないろいろの造営物を作った。 そうしてあっぱれ自然の暴威を封じ込めたつもりになっていると、どうかした拍子に檻を破った猛獣の大群のように、自然が暴れだして高楼を倒壊せしめ堤防を崩壊させて人命を危うくし財産を滅ぼす。、、、いやが上にも災害を大きくするように努力しているものはたれあろう文明人そのものなのである。、、、、

今の社会状況に怖いくらいピッタリです。 
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